リサとガスパール

リサとガスパールのであい

リサとガスパールのであい

知る人は知っている、フランスの有名な児童書シリーズ。

黒がガスパールで白がリサ。犬みたいだけどちゃんと小学校で社会生活を送る彼らの活動的な日々をつづった絵本。我が強くてやりたい放題ですが憎めなくてかわいいやつらです。ちなみに小学校の同級生は全部人間の姿です。

主人公の男の子ガスパール(黒)は、転校生のリサ(白)が嫌い。なぜなら真っ白で全然似てないのに同級生が皆「ガスパールにそっくり!」「兄妹?」とか聞いてくるからです。あんな白い犬みたいなのに似てねえよ!と何度も怒るのに皆似てる言うんです。

しかもリサはガスパールが1位だったかけっこも、同じぐらい速く走るのでした。しかも皆がまた似てるっていうのです。あんな四足で走る生き物に似てるなんて・・・・!とガスパールは嫉妬でむかむか。でもガスパールも四足で走ってますけどね☆

とうとう最後は二人で取っ組み合いのけんかになりますが、リサはけんかも強かった・・・!ま、昔の少年漫画風にけんかの後は仲良くなれるので、仲良しのしるしにお互いの首に青・赤のマフラーをそれぞれ締めてあげて「完」。よかったよかった。友人はこのラストシーンの絵を見て「ヒモで首しめてる!!そんな仲わるいのかー」と慌ててました。私の説明が悪かったのかもしれません。

おいおい分かってきますが、リサ、かなり、いい性格してます。

かわいい絵も大好きですが、私はそんな各種設定だからこそかわいいなあとめろめろです。