ナルト27巻@岸本斉史

NARUTO -ナルト- 27 (ジャンプコミックス)

NARUTO -ナルト- 27 (ジャンプコミックス)

1部ラスト感想。うう27巻の表紙はよりによってかわいくないサスケだ。。

今更ながら『ナルト』の作品にびっくりした。サスケとナルトの葛藤と友情の物語だったんだなぁと素でびっくりした。萌えというよりも、むしろうっかり涙。です。このナルトとサスケの関係性を主体において読むことは、私や同人界での願望的妄想だと思っていたんだけど、そうでもないような・・

『ナルト』はいつ売ろうか売ろうかといつもぎりぎりの愛で買っているのですが、やはりコミックスで一気に読むと面白い良い漫画です。私は好き。ナルトアニメを偶然みたんです。そしたらちょうど1部のラストクライマックスだったのですが、台詞にびっくり。「お前を大蛇丸のところにやりたくないんだ!」。直球だ。映像がきれいでCGもはまってて声優さんがすごく上手でした。「アニメの演出、すごいナルサス(あるいは逆)っぷりだなぁ・・」と呆然として、溜めてたコミックス読んだら、原作準拠だった。おおう。

ナルトかっこいいな。馬鹿にされたり、それがいつも正しいわけじゃないと他のタイプ子から指摘されながらも、自分が良しとするまっすぐを選ぶのはジャンプ主人公の特性っちゃー特性ですが、私は小学生男子の心持でそんなナルトが好きなので『ナルト』はなんのかんのいって1巻からずっと好きです。

コミックスはナルトの回想シーンで泣いた。。。

「最初からもってないお前に何がわかる!」とかチワゲンカな、いやいや真面目に「お前それを言うのは無しだろ」なこというサスケに、まさかナルトがああ返すと思わなくて。不覚に泣いた。「お父さん」とか「兄弟」とかってので。あとナルトの回想シーンはほほえましい分相当切ない。サスケのばかーー!と泣いて顔を覆って走り去りたい感じです。

サスケのばかー。しかしあんなナルトにああふるまわれて思われてそれでもふりきれるものかなあ。たぶんサスケはきっと戻ってくると思います。戻れないかもしれないけど、でもサスケはきっと「ナルトの横で過ごしたかった」と思う日は来ると思うんだけどなあ。兄貴なんかおっかけるなよー。すておけよー。

ナルトは、登場したばかりは、やな感じに思慮が足りないところがあったけど、成長したですね。いい子だ、男前だ。一方でサスケはぐるぐるなままだなあ。ナルトとサスケは違う形で闇におっこって、違うような似たような孤独と同じ道を並んで過ごしてきたのに、ナルトは陽へ、サスケは陰へ向かっちゃったってことかなあ。でも二人が普通に一番仲良しなのになあ(頭悪そうな感想だ・・)

他の子供たちは、シカマルとテマリがかわいかった!シカマルの頭脳戦&締めはテマリの力技ってのが面白かったです。得意そうなテマリの顔はすごくかわいいな。があら・姉・兄も本当は仲良しだったので、よかったなあ。2部を読んだらさらに満足したです。