シュミじゃないんだ@三浦しをん
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 単行本
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しをんさんのBL漫画書評エッセイ。とも知らず買って読んだので、しょっぱなから大爆笑。シンショカンの担当さんから漫画のエッセイを依頼されて、BL漫画で原稿を書かれたのか・・。いきなり好みの「リバ」の考察から始まり、うっかりG田刑事シリーズへの想いがはみ出してるけど、大丈夫なの!?と笑いながら読みました。あ、私も実は兄貴は受の方がいいです(G田シリーズはBLじゃないが)。私は書評の合間に出てくる友人達との会話風景が面白くて好きです。
紹介されてる作家さんはほぼ全部面白さで定評がある作家さんたちなので、BLが嫌いじゃなかったら書評エッセイとして読むといいと思います。私はだいたい全部知ってた。BL好きというか、漫画大好きでBLももちろん読むよ、という人のラインナップだと思う。似たような人は「あ、あー」とにやにや読むといいかと。私は13章「神の光臨」でまってました!という気になった。そうだね、春抱きに、努力・友情・勝利はあるけど、節度はないよね。名言だ。
あとり硅子さんの挿絵が素敵でした。続けて見てたら2人の子のかわいいお話になってるのです。あとりさんの絵と漫画はしみじみ楽しくあたたか気分になれてとても好きです。あとりさんの挿絵を全点見られてよかったです。